第33回(2019年11月)
例年、基礎編と応用編に分け、年2回実施しているこのセミナーでは、エゾシカの生態・獲物の探し方・銃の取扱い方法・狙点の科学・射撃実習・解体および料理方法など、座学や実習を通して総合的な狩猟技術を学べます。
第31回新人ハンターセミナー報告
1日目
ガイダンス・射撃実習・室内講義
初日は、ガイダンスと自己紹介の後、村内の射撃場を利用し射撃実習を行い、2射座を使用し50mを交代で利用しました。その後、室内講義を行いました。初めに松浦友紀子氏より銃の取り扱いを中心とした準備から発砲までのプロセス、狙点や回収・解体の基本についてまとめた「シカ猟の技術」について、続いて当協会事務局長による「流し猟の概要」「西興部村猟区におけるエゾシカ地域管理の取り組み」についての講義がありました。
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ホテル森夢ロビーに集合します
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正しい射撃姿勢を確認します
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室内講義「シカ猟の技術」
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室内講義「流し猟の概要」「西興部村猟区におけるエゾシカ地域管理の取り組み」
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2日目
流し猟
翌日、6時40分に集合し、3台のガイド車でそれぞれの猟場へ向かいました。出猟は、車を走らせシカの探索を行い、発見し次第射手が車から降り発砲する「流し猟」と呼ばれる方法を行っています。西興部村村内を大きく3つに分けた地域にお互いの出猟地域が被らないように廻りました。シカの目視はありましたが、捕獲には至りませんでした。
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畑に立つオスのエゾシカ。立派な角を持っています
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解体(剥皮・大バラシ・抜骨)・ビームライフル実習
朝食休憩の後、事前に捕獲したシカを使用して「剥皮・大バラシ・抜骨」を行いました。参加者の皆さんも剥皮を実際に体験しました。
昼食を挟んで「ビームライフル射撃実習」を行いました。ビームライフルは、光によって的を射る競技で、銃の所持許可がない方でも射撃を体験できる光線銃です。重さはスコープ付のライフル銃程度であり、ボルトを操作しなければ射撃ができない構造のため、ライフル射撃に近い体験ができます。射撃姿勢を確認しながら、ビームライフル射撃を体験しました。
昼食を挟んで「ビームライフル射撃実習」を行いました。ビームライフルは、光によって的を射る競技で、銃の所持許可がない方でも射撃を体験できる光線銃です。重さはスコープ付のライフル銃程度であり、ボルトを操作しなければ射撃ができない構造のため、ライフル射撃に近い体験ができます。射撃姿勢を確認しながら、ビームライフル射撃を体験しました。
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参加者の皆さんは真剣に写真などを撮っていました
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ブロック分けされ、生物から食物となっていく流れを間近で見学します
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モデルガンを用いて銃の構え方を確認します
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バイポッドなどを用いた安定した射撃も学びます
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料理実習・狩猟学実習
続いて「料理実習」を行い、夜の懇親会で試食する、鹿焼肉・カツレツ・ローストの仕込みを行いました。
その後、場所を鹿牧場に移し、狙点の科学・鹿の生態・距離の目測の実習の後、日没まで2回目の出猟に出ました。
夜は懇親会を行い、料理実習で仕込みを行った料理などを食べ、参加者同士やスタッフとの交流を深めました。
その後、場所を鹿牧場に移し、狙点の科学・鹿の生態・距離の目測の実習の後、日没まで2回目の出猟に出ました。
夜は懇親会を行い、料理実習で仕込みを行った料理などを食べ、参加者同士やスタッフとの交流を深めました。
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シカ肉の焼肉、ロースト、カツの下ごしらえを行いました
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鹿牧場で狙点や距離感を確認します
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今年生まれた0才の子ジカ
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シカ肉の焼肉
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シカ肉のロースト
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3日目
室内講義
最終日は松浦友紀子氏からシカの分類・形態・生活史をまとめた「シカの生物学」、シカ肉の成分やおいしく食べる方法をまとめた「シカ肉の話」ついての室内講義があり、最後に質疑応答とアンケートへの記入を行い、終了しました。
お問い合せ先
特定非営利活動法人 西興部村猟区管理協会
- 住所:〒098-1501 北海道紋別郡西興部村字西興部485
- 電話:0158-87-2180
- ファックス:0158-87-2180