西興部村猟区管理協会

第7回(2006年10月)

 2006年10月27日~29日、第7回西興部村猟区新人ハンターセミナー兼東京農工大学学生実習(狩猟学)を開催し、北海道大学獣医学部の鈴木正嗣助教授を特別講師として迎え、道内から2名、道外から3名、東京農工大学から10名の計15名の参加がありました。今回は初めて沖縄からの参加もありました。今回のセミナーでは出猟実習に重点を置いて、出猟から回収・解体・調理実習・座学では「狩猟学」について学びました。

第7回新人ハンターセミナー兼東京農工大学学生実習(狩猟学)

初日は不猟…

ガイダンスの様子

ガイダンスの様子

 初日は14時の集合後、5名のハンターと一般参加者、学生で出猟を体験しましたが、不猟に終わりました。
 

オスジカ捕獲!!

 2日目は日の出時間から出猟し、特別講師の鈴木正嗣助教授が見事、成獣オス鹿の捕獲に成功しました。午前中は解体処理施設で解体実習が行なわれ、内臓摘出から剥皮・大バラシについて学びました。予定外で村内で有害駆除されたヒグマの解体も体験することができました。
    • 鹿

      見事捕獲された成獣オス

    • 早朝捕獲されたオス鹿の解体実習

      早朝捕獲されたオス鹿の解体実習

 午後は室内で今朝捕獲されたオス鹿のブロック分けと筋引き・抜骨・調理実習を行い、夜の懇親会で試食する鹿汁・鹿焼肉・ローストの仕込みを行いました。
 その後、15時から日没まで出猟しましたが、ハンターの皆さんは何度か発砲までは至ったものの、残念ながら鹿の捕獲には至りませんでした。
 夜は懇親会を行い、調理実習で作った料理と、同日捕獲されたヒグマの骨付きバラ肉の煮込みなどを堪能しました。

室内講義「狩猟学」

3日目は特別講師の鈴木正嗣助教授と当協会研究員による「狩猟学」についての室内講義で鹿猟の準備から回収、調理に至るまでを学びました。
    • 室内講義の様子

      室内講義の様子

    • 皆さん一生懸命勉強しています

      皆さん一生懸命勉強しています