20分ほど室内講義を行い、アニマルトラッキングのコツや冬にみられる動物や鳥をスライドで学びました。その後宮の森に向かい、スノーシューを履いて森の中へ入りました。当日は天気も良く、温かな陽気の中での散策となりました。子供たちは普段履くことのないスノーシューに苦戦していましたが、雪の上に残った足跡や食痕を見つけると、興味深そうに見ていました。痕跡はエゾシカがササをかじった痕や、キツネ、エゾリスの足跡を見つけることができ、目視はエゾリスやミヤマカケス、ゴジュウカラ等の鳥を観察することができました。

フィールドから戻り、森で拾ったものを使用して工作「森のキャンバス」を行いました。用意された板に枠を付け、子供たちに思い思いのアイテムを接着してもらいます。風景や自分の秘密基地、アニメのワンシーンなど様々な作品が出来上がり、子供たちは互いの作品を見せ合っていました。

工作後はお昼ご飯にシカのブラウンシチューをいただきました。子供たちは、雪の中を歩いておなかがすいていたのか、みんなおかわりをしていました。
最後に子レンジャー認定式を行い、H30年度の西おこっぺ村ワイルドライフ教室全3回すべてに出席した子に認定証とシカ革のネームタグを授与しました。今年度は7名の西おこっぺ村子レンジャーが誕生しました。