始めに室内でライトセンサスで目撃した動物を記録する個体数記入シートを配布し、スライドを使ってライトセンサスとエゾシカの個体数指数調査、夜の動物の生態について学び、バスで忍路子地区に移動してライトを使って夜の動物の生態を観察しました。19：10にライトセンサスを開始し、前半は日没直後ということもあり、あまり動物は目撃できませんでしたが、辺りが真っ暗になる頃には順調にシカを目撃することができました。ほとんどのシカが100m以上離れたところでの発見でしたが、時折車の前を横切るシカに子供達も興味津々でした。エゾシカのオス頭・メス頭を観察することができ、ライトに反射する動物の目の色の違いや、エゾシカの性別や年齢の判定の仕方などを学習しました。夜のエゾシカを見るのははじめての子供もいてみんな積極的に観察し個体数記入シートに記録していました。
　最後に室内に戻り目撃個体数の確認を行いました。

この活動は独立行政法人科学技術振興機構の平成20年度地域科学技術理解増進活動推進事業地域活動支援により実施しています。