酪農学園大学(2013年11月)
野生動物保全技術実習(西興部・秋編)実施報告
今回の実習では、シカ猟や鳥猟を行いました。8日の13時から出猟し、出猟早々は雪が降っていたためシカが出てくるか不安でしたが、2~3頭のグループを2回ほど見かけ、1頭で佇んでいるオスジカなども目撃できました。15時ごろ1頭のオスジカを捕獲し、学生たち全員で引き出しを行いました。その後、解体場で内臓摘出を行い、内臓の形態や腎脂肪によって栄養状態を調べられること、肝臓にいる肝蛭のことなどを学びました。
翌日は、午前中にシカの解体を行い、学生も剥皮を体験しました。今回剥皮した皮は大学に持ち帰り、ミョウバン鞣しにするそうです。
午後は、鹿牧場で冬毛の鹿を見学し、鳥猟実習へ移りました。鳥猟実習では、林道を静かに歩き、ヒヨドリやエゾライチョウが手ごろな距離へ出ていないか探しましたが、なかなかチャンスがありませんでした。エゾライチョウの声に似た笛を吹いたところ、1か所で鳴き返しがあったのですが、姿は見えず、捕獲には至りませんでした。ヒヨドリも声はするのですが発砲可能な距離には近づくのが難しく、1度発砲しましたが捕獲には至らず、あきらめて林道を引き返してきたところ、車を停めていた林道の近くで日没直前に1羽捕獲することが出来ました。このヒヨドリは、林道を散策中に採取したヤマブドウでソースを作り、おいしくいただきました。
シカ猟は学術研究目的の許可捕獲枠で捕獲しましたが、鳥猟は入猟での捕獲だったので、西興部村猟区始まって以来、ガイド付きハンティングによる初めての鳥類の捕獲になりました。
翌日は、午前中にシカの解体を行い、学生も剥皮を体験しました。今回剥皮した皮は大学に持ち帰り、ミョウバン鞣しにするそうです。
午後は、鹿牧場で冬毛の鹿を見学し、鳥猟実習へ移りました。鳥猟実習では、林道を静かに歩き、ヒヨドリやエゾライチョウが手ごろな距離へ出ていないか探しましたが、なかなかチャンスがありませんでした。エゾライチョウの声に似た笛を吹いたところ、1か所で鳴き返しがあったのですが、姿は見えず、捕獲には至りませんでした。ヒヨドリも声はするのですが発砲可能な距離には近づくのが難しく、1度発砲しましたが捕獲には至らず、あきらめて林道を引き返してきたところ、車を停めていた林道の近くで日没直前に1羽捕獲することが出来ました。このヒヨドリは、林道を散策中に採取したヤマブドウでソースを作り、おいしくいただきました。
シカ猟は学術研究目的の許可捕獲枠で捕獲しましたが、鳥猟は入猟での捕獲だったので、西興部村猟区始まって以来、ガイド付きハンティングによる初めての鳥類の捕獲になりました。
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解体の様子 学生も剥皮を体験
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解体の様子 みんな真剣に聞いています
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鳥猟実習の様子
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シカ革クラフトの話
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捕獲されたヒヨドリはおいしくいただきました
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集合写真
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