西興部村猟区管理協会

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東京農工大学(2006年11月)

2006年11月3日~5日、東京農工大学学生実習(狩猟学)が開催され、農学部地域生態システム学科の1年生16名の参加がありました。引率者の方の2名のうち1名の方はハンターとしての参加でした。今回の実習も前回の第7回新人ハンターセミナーと同様、出猟実習に重点を置いて、出猟から回収、解体、調理実習、座学では「狩猟学」について学びました。

東京農工大学学生実習(狩猟学)の模様

初日は14時に集合後、出猟実習に向かいました。何度か鹿の目撃はありましたが、発砲のチャンスには恵まれませんでした。

 2日目も日出から出猟しましたが残念ながら鹿は捕獲できませんでした。
 その後、午前中は村の養鹿研究会の鹿をお借りして、剥皮・大バラシを行う解体実習を体験し、養鹿研究会の方が行うブロック分けを見学させていただきました。
 午後は室内であらかじめ用意されていた鹿肉で調理実習を行い、筋引きとヒグマのアバラの抜骨を学んだ後、夜の懇親会で試食するシカ焼肉・ロースト・クマ汁の仕込みを行いました。

 その後、15時から日没まで出猟し、引率者の方が1才のオス鹿に発砲し、当たったのですが致命傷には至らずに逃走、30分ほど捜索したのですが、暗くなってしまい回収することはできませんでした。血痕や骨なども落ちていたのでダメージはかなりあるだろうということで、明日の朝、日出ごろから捜索を再開することにしました。

夜の懇親会ではみんなで作った野趣あふれる味を堪能しました。
    • シカ牧場の見学

      シカ牧場の見学

    • 出猟実習

      出猟実習

    • 解体

      解体

    • 抜骨

      抜骨

3日目は早朝から昨日に続いて鹿の回収を試みましたが、1時間以上の捜索むなしく、鹿を発見することができませんでした。その後、当協会研究員による「狩猟学」についての室内講義で鹿猟の準備から回収後までについて学びました。
    • シカの追跡

      シカの追跡

    • 室内講義

      室内講義