酪農学園大学(2012年9月)
「酪農学園大学生命環境総合実習(夏編)」実施報告
実習の内容は、鳥類の個体数調査のひとつであるラインセンサスやピットホールトラップ(墜落缶)を行い、森林公園に生息する鳥類や昆虫層の把握を行いました。
また、電波発信機を装着したエゾシカの電波を探すテレメトリー調査やヒグマによる食害地の観察、パンチュウトラップやシャーマントラップを用いてネズミを捕獲し、ネズミの生息密度の計算方法を学びました。テレメトリー調査では八木アンテナにより電波発信機の付いたシカの位置を特定しますが、八木アンテナを振るのは初めての学生が多く、位置の特定に手こずっていました。ネズミの捕獲では前半は12頭、後半は2頭捕獲することが出来ました。
夜はコウモリの生態捕獲を行い、エゾシカの個体数調査方法の一つであるライトセンサスを行いました。前半後半とも蚊に刺されながら1時間ほどコウモリが罠にかかるのを待機しましたが、残念ながら、コウモリを捕まえることができませんでした。ライトセンサスでは20頭ほどのシカを観察することが出来ました。
淡水魚調査ではカヌーを組み立て、びんどうを仕掛け、釣りや電気ショッカー、投網を用いて魚類の捕獲方法を学びました。また、酪農学園大学を卒業し西興部村で放牧農場を行っている萩原牧場を見学させていただきました。
また、電波発信機を装着したエゾシカの電波を探すテレメトリー調査やヒグマによる食害地の観察、パンチュウトラップやシャーマントラップを用いてネズミを捕獲し、ネズミの生息密度の計算方法を学びました。テレメトリー調査では八木アンテナにより電波発信機の付いたシカの位置を特定しますが、八木アンテナを振るのは初めての学生が多く、位置の特定に手こずっていました。ネズミの捕獲では前半は12頭、後半は2頭捕獲することが出来ました。
夜はコウモリの生態捕獲を行い、エゾシカの個体数調査方法の一つであるライトセンサスを行いました。前半後半とも蚊に刺されながら1時間ほどコウモリが罠にかかるのを待機しましたが、残念ながら、コウモリを捕まえることができませんでした。ライトセンサスでは20頭ほどのシカを観察することが出来ました。
淡水魚調査ではカヌーを組み立て、びんどうを仕掛け、釣りや電気ショッカー、投網を用いて魚類の捕獲方法を学びました。また、酪農学園大学を卒業し西興部村で放牧農場を行っている萩原牧場を見学させていただきました。
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魚類調査に用いるカヌーの組み立て
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鹿牧場設立背景の説明
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シャーマントラップ設置
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ライトセンサス調査
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昆虫のソーティング
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ヒグマの食害地見学
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昼食のおにぎりを作成
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萩原牧場見学
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会長が捕獲したヒグマを見学
予定していたプログラムにはありませんでしたが、前半では当協会会長が有害駆除で捕獲したヒグマを見せていただき、学生は神妙な面持ちで見学していました。
宿泊はログハウスやコテージで、食事は生活改善センターで行いました。食事の準備は学生が行いましたが、メニューは鹿肉カレー、鹿肉シチュー、BBQと鹿肉三昧の実習となりました。