酪農学園大学(2006年9月)
「狩猟免許取得予備講座(ハンティングガイド・自然ガイド養成)」の模様
室内講義・出猟実習
ログハウスでガイダンス
2日目は午前中、狩猟学概論と鹿猟講義を行い、狩猟の歴史や野生動物の社会的価値、狩猟の社会的義務、ハンターへの道と題して狩猟免許・猟銃所持許可取得の方法や日本の狩猟制度、法規制を学習し、鹿猟講義では鹿猟の準備から発砲までのプロセスを学習しました。
午後は野外でモデルガンと鹿のデコイを用いて銃の構え方、獲物との距離などの鹿猟演習を行い、中興部地区でヒグマの痕跡調査を行った後、今回の実習のメインとなる鹿猟見学実習では成獣のメス鹿の捕獲を見学しました。その後、鹿牧場公園に移動して鹿の生態について学習した後、解体処理施設に移動して捕獲した鹿の内臓を摘出し、剥皮までを学習しました。
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室内講義
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モデルガンを用い、射撃姿勢を学ぶ
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解体・懇親会
シカの解体
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ブロック分け、抜骨、筋引き
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懇親会
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室内講義・調査
4日目は午前中、米モンタナ州・北海道・西興部村それぞれの野生動物管理、西興部村の狩猟今昔と題してベテランハンターである大澤会長による狩猟に用いる用具などの説明を伺いました。午後は森林公園で電波発信器調査のシュミレーション、地形図読み、コンパスワーク、動物痕跡調査、樹木観察を行い、室内講義で自然教育プログラムの作成と実践を学習し、自然観察プログラムの指導案作りを行いました。日没後はライトセンサス実習を行い、夜間の鹿を合計66頭観察することができました。
5日目はまず昨日作成した指導案に基づいて模擬自然観察会を行った後、学生たちが分担して今実習の報告書を作成しました。
学生からは「今回は実際に獲物を獲るところから始めて、普段の日常生活からでは見えにくい部分を実体験して、僕たちの生活が他の動物の命から成り立っていることを再確認しました」などの感想が寄せられました。
5日目はまず昨日作成した指導案に基づいて模擬自然観察会を行った後、学生たちが分担して今実習の報告書を作成しました。
学生からは「今回は実際に獲物を獲るところから始めて、普段の日常生活からでは見えにくい部分を実体験して、僕たちの生活が他の動物の命から成り立っていることを再確認しました」などの感想が寄せられました。
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狩猟用具の説明
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森林公園で調査に必要な技術を学ぶ
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