H30エゾシカエコツアー(9/22~24)
2018年9月22日~24日、エゾシカエコツアー2018 in fall~ハンティングからジビエ料理までのスローな旅~を開催しました。このツアーは「エゾシカの多様な魅力と、西興部村の雄大な自然を一人でも多くの人に体験していただくこと」を目的とし、平成23年度から実施しています。今回は東京,青森、遠軽町、新得町、留辺蕊町から、男性3名女性2名、合計5名の参加がありました。
開催の様子
1日目はまず、当協会の伊吾田事務局長からシカの生態やエゾシカを取り巻く現状、協会の取り組み、シカ肉の魅力などについて学びました。その後、皮なめしについてのレクチャーを行い、シカ革クラフト体験を行いました。ひも状に裁断した革を編み込み、キーホルダーと端切れを利用し焼印やスタンプを押したレザータグを作り、完成した作品は参加者の皆さんにお土産としてお持ち帰りいただきました。
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鹿革キーホルダーとレザータグを作りました
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当初の予定では、ジビエBBQを行う予定でしたが、降雨のため、野外で行うことが出来ずシカ肉&きのこクッキングを行ないました。参加者の皆さんの目の前に簡易的キッチンを設置し、解説をしながら調理を行いました。
夕食のメニューは
・萩原牧場産牛乳を使用したアドナイチーズとオリーブの盛り合わせ
・シカ肉サラダ
・西興部案野菜のサラダ
・シカ肉のステーキ、マツタケソース
・シカ肉の赤ワイン煮込み
・マツタケのクリームパスタ
・シカソーセージのピラフ
・ヒグマ肉とマツタケのすき焼き
・バゲット
の全9品でした。
参加者のみなさんのほとんどはシカ肉を食べた体験はありましたが、適切な処理をされた臭みのないシカ肉料理に驚きの様子でした。2日目からの一連の捕獲から食まで、参加者は「命」のありがたみを感じました。
夕食のメニューは
・萩原牧場産牛乳を使用したアドナイチーズとオリーブの盛り合わせ
・シカ肉サラダ
・西興部案野菜のサラダ
・シカ肉のステーキ、マツタケソース
・シカ肉の赤ワイン煮込み
・マツタケのクリームパスタ
・シカソーセージのピラフ
・ヒグマ肉とマツタケのすき焼き
・バゲット
の全9品でした。
参加者のみなさんのほとんどはシカ肉を食べた体験はありましたが、適切な処理をされた臭みのないシカ肉料理に驚きの様子でした。2日目からの一連の捕獲から食まで、参加者は「命」のありがたみを感じました。
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伊吾田事務局長によるシカ肉&きのこクッキング
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2日目は早朝5:05に集合し、ガイド車2台に分乗して、1パーティーで「流し猟」の見学を行いました。「流し猟」とは北海道のシカ猟の主な出猟方法で、車でシカを捜索し、シカの捕獲を行う猟法です。車でシカを捜索するため、広範囲にシカを捜索することができ、効率的な猟法とされています。出猟してから間もなく、シカの捕獲に成功しました。参加者の皆さんは今まで立ってこちらを見ていたシカが、ライフル銃の発砲音とともに勢いよく走り、その後絶命する様子に、驚いた様子でした。シカの回収を参加者全員で行い、シカの体温を感じシカの「命」を実感している様子でした。
朝食休憩をはさんで、村の鳥獣処理加工センター「西興部ワイルドミート」で内臓摘出を見学しました。衛生的な内臓摘出の技術を持ったハンターの様子を見て参加者の皆さんは、その手際のよさの驚きと「命」に対する感謝とシカの「死」を受け入れるという複雑な理解をかみ締めているようでした。その後、上興部地区米田の沢できこり体験を行いました。専門家立会いのもと、直径20cm、樹齢30年程度の白樺を伐採しました。専門家からナタ、アックス(西洋オノ)などの道具のレクチャーや、樹を倒す方向や、切り方を教わり参加者の皆さんが樹の伐採を行いました。樹が倒れる迫力に参加者の皆さんは圧倒されている様子でした。その後、ランチはではシカのローストサンドと、ドリップコーヒーに大変満足いただいた様子でした。
朝食休憩をはさんで、村の鳥獣処理加工センター「西興部ワイルドミート」で内臓摘出を見学しました。衛生的な内臓摘出の技術を持ったハンターの様子を見て参加者の皆さんは、その手際のよさの驚きと「命」に対する感謝とシカの「死」を受け入れるという複雑な理解をかみ締めているようでした。その後、上興部地区米田の沢できこり体験を行いました。専門家立会いのもと、直径20cm、樹齢30年程度の白樺を伐採しました。専門家からナタ、アックス(西洋オノ)などの道具のレクチャーや、樹を倒す方向や、切り方を教わり参加者の皆さんが樹の伐採を行いました。樹が倒れる迫力に参加者の皆さんは圧倒されている様子でした。その後、ランチはではシカのローストサンドと、ドリップコーヒーに大変満足いただいた様子でした。
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倒れたシカを回収しに行きます
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屋外でランチ
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午後からは清流興部川で渓流釣りを行いました。初めて渓流釣りを行う方も多く、天候があまりよくなく、降雨の中行ないましたが、全員で50匹ほどのヤマメ、いわな、オショロコマ、ニジマスを釣り上げました。釣り上げた魚は、夕方で、天ぷらとして提供し、おいしくいただきました。キノコ狩りではラクヨウ(和名:ハナイグチ)の採集を行いました。
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渓流釣りの様子
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今夜の食材ゲットです!
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木の根元などでキノコを探します
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その後、休憩をはさんで、ジビエBBQを行いました。
メニューは
・シカ肉ハンバーガー
・シカ肉ホットドッグ
・シカモモ肉のロースト
・シカバラ肉のコリアンBBQ
・シカバラ肉のロースト
・クマ肉のポトフ
・ベイクドポテト、とろとろのカチョカバロのせ
・ラクヨウ茸のパスタ
・ウドベーゼのパスタ
の全7種類でした。飲み物はビールのほかシカ肉やバーベキューに合うようなワイン、日本酒も用意されて、賑やかなジビエ試食会になりました。今回は500gほどのマツタケを用意することが出来、ジビエとマツタケの融合に参加者の皆さんは大変満足いただいた様子でした。
メニューは
・シカ肉ハンバーガー
・シカ肉ホットドッグ
・シカモモ肉のロースト
・シカバラ肉のコリアンBBQ
・シカバラ肉のロースト
・クマ肉のポトフ
・ベイクドポテト、とろとろのカチョカバロのせ
・ラクヨウ茸のパスタ
・ウドベーゼのパスタ
の全7種類でした。飲み物はビールのほかシカ肉やバーベキューに合うようなワイン、日本酒も用意されて、賑やかなジビエ試食会になりました。今回は500gほどのマツタケを用意することが出来、ジビエとマツタケの融合に参加者の皆さんは大変満足いただいた様子でした。
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炭火でじっくり焼きます
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電飾に照らされた会場、夜が更けていきます
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GA.KOPPER内の談話室に移動し、二次会です
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最終日は、まず鹿牧場を見学しました。大きく伸びた角のオスや冬毛になりつつあるシカを観察し、エゾシカの生態について勉強しました。6月に生まれたばかりのバンビに「かわいい!」という声が寄せられたり、間近で見られるエゾシカを写真に撮ったり、餌をやったりと楽しんでいる様子でした。その後、北海道でも数少ない、昔ながらの放牧で乳牛を育てている「萩原牧場」を見学させていただきました。この日は晴天で、気温も高かったせいか牛は風通しの良い高台にいました。普段よく目にするホルスタイン以外にもジャージーやブラウンスイスなどの牛も見ることが出来ました。
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間近でエゾシカを観察します
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色々な種類の牛が沢山います!
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今回のツアーでは鹿肉ジビエ料理、ハンティング見学、鹿皮クラフトに加えて、渓流釣り、キノコ狩り、木こり体験など西興部村の自然資源を活用したプログラムを体験して頂きました。北海道オホーツクにある西興部は、四季折々様々な魅力を見せてくれます。それぞれの季節に対応したプログラムとエゾシカの魅力を今後とも発信していきたいと思っています。
次回のエコツアーはH31年2月8日~10日に西興部エゾシカエコツアー2018 in winterを開催します!!
皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。
次回のエコツアーはH31年2月8日~10日に西興部エゾシカエコツアー2018 in winterを開催します!!
皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。
お問い合せ先
特定非営利活動法人 西興部村猟区管理協会
- 住所:〒098-1501 北海道紋別郡西興部村字西興部485
- 電話:0158-87-2180
- ファックス:0158-87-2180