H29エゾシカエコツアー(7/15~17)
2017年7月15日~17日にエゾシカエコツアー2017 in summer ~ハンティング見学からジビエ料理までのスローな旅~を開催しました。このツアーは「エゾシカの多様な魅力と、西興部村の雄大な自然を一人でも多くの人に体験していただくこと」を目的とし、平成23年度から開催しています。今回は道内4市町の他、東京、神奈川、岐阜そして韓国から合計11名の参加がありました。
開催の様子
自然の中でゆったり流れる時間を楽しみながら、イワナ、ヤマメ、オショロコマ、ニジマスを釣り、夕食でおいしくいただきました。
休憩をはさんで夜7時10分に集合し、ナイトアニマルウォッチングを行いました。車内からスポットライトを照らし、夜間に牧草地に出没する野生動物を観察します。あたりが暗くなるのを待ってライトをつけるとライトに反射して光る眼が見えます。
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ロビーに集合し、自己紹介を行います
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沢山つれました!
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車内からライトを照らし、暗闇にまぎれる動物を探します
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内臓を摘出した後、朝食休憩をはさんで解体を行いました。内臓の内容物や寄生した肝蛭の様子も見学して、参加者の方々も剥皮を行いました。抜骨を見学し、だんだんと食肉に移り変わる様子を体験しました。シカの年齢を知る方法も学び、「角の枝分かれで年齢がわかる」ということが間違いであることに驚いている方もいらっしゃいました。
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衛生的なシカの解体を学びます
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食肉に移り変わる姿を間近に見学します
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その後、シカの皮なめしについて解説し、シカ革クラフトを体験しました。ひも状に裁断した革を編み込みキーホルダーを制作し、完成した作品は参加者の皆さんにお土産としてお持ち帰りいただきました。早く完成された方は、革に焼印をいれたりビームライフルを体験しました。
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室内講義の様子
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シカ革クラフト中 皆さん真剣です
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ビームライフル体験
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ジビエ料理教室
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ローストディア
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シカ肉ハンバーグ
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最終日は、鹿牧場を見学しました。大きく伸びた袋角のオスや鹿の子模様の夏毛を観察し、エゾシカの生態について勉強しました。エサをあげたり、間近のシカを写真に収めたり、袋角に触れて暖かさと柔らかさに驚いたりしていました。
最後に北海道でも数少ない、昔ながらの放牧で乳牛を育てている「萩原牧場」を見学させてもらいました。この日は晴天で、気温も高かったせいか牛は木陰に集まっていました。普段よく目にするホルスタイン以外にもジャージーやブラウンスイスなどの牛も見ることが出来それぞれの違いを教えていただきました。生後間もない子牛を見学して、エコツアーの全工程を終えました。
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シカ牧場のエゾシカ達と触れ合います
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萩原牧場の牛達
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今回のツアーでは鹿肉ジビエ料理、ハンティング見学、鹿皮クラフトに加えて、渓流釣りや牧場見学など西興部村の自然資源を最大限に活用したプログラムを体験して頂きました。北海道オホーツクにある西興部は、四季折々様々な魅力を見せてくれます。それぞれの季節に対応したプログラムとエゾシカの魅力を今後とも発信していきたいと思っています。
お問い合せ先
特定非営利活動法人 西興部村猟区管理協会
- 住所:〒098-1501 北海道紋別郡西興部村字西興部485
- 電話:0158-87-2180
- ファックス:0158-87-2180