H27マタギサミット参加報告
平成27年6月27日~6月28日に山形県山形市で開催された「第26回ブナ林と狩人の会:マタギサミット」に参加してきました。
第26回「ブナ林と狩人の会:マタギサミット in 山形」開催の様子
今年は「東北地方を中心とした中山間地域の未来を考える ‐放射能汚染以降、東北の自然再生を目指して‐」をテーマに3名の講演がありました。
「鳥獣保護法改正と現場 -山形県置賜地域の現状から-」
二瓶秀憲(山形県置賜総合支庁環境課)
「原発事故からの復興を目指して -野生動物管理と狩猟-」
今野文治(新ふくしま農協)
「放射能汚染以降 マタギ文化の行方」
田口洋美(狩猟文化研究所・東北芸術工科大学東北文化研究センター)
「鳥獣保護法改正と現場-山形県置賜地域の現状から-」
「原発事故からの復興を目指して -野生動物管理と狩猟-」
「原発事故からの復興を目指して -野生動物管理と狩猟-」では新ふくしま農協の今野文治氏から放射線についての簡単な説明の後、野生動物の放射線モニタリング値の推移とチェルノブイリ原発事故による汚染との比較、季節による数値の上下等が報告されました。自然再生の為にどうしていくのか。安心安全のための検査体制の確立、狩猟者としてどう考えていくのか、放射能汚染は避けられない状況で野生動物とどう向き合っていくのかの提案がされました。
「放射能汚染以降 マタギ文化の行方」
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次回第27回は長野県栄村で開催の予定です。
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