初日は午後1時に村に到着後、オリエンテーションを行い、当協会事務局長伊吾田順平からスライドを使って、西興部村猟区の概要についての室内講義が行われました。その後、出猟実習を行いましたがシカを捕獲することはできませんでした。続いて、事前に捕獲されたシカで解体実習を行い、剥皮と大バラシを行いました。学生たちも熱心に剥皮を行い、シカの有効活用についてや、シカ肉についての質問がありました。夜はライトセンサス調査を行いましたが、シカを目撃することはできませんでした。
　

2日目はまず鹿牧場公園でシカの生態や鹿牧場の概況について説明がありました。その後、シカのテレメトリー調査を行い、村内に14頭電波発信機がついているシカのうち、1頭の追跡調査を行いました。室内に移動して、伊吾田宏正氏からエゾシカの生態と行動について、寺田千里氏から日本列島のシカ　形の話についての室内講義がありました。