2014年1月31日~2月2日に、【西興部ハンティングスクール】第22回西興部村猟区新人ハンターセミナー<応用編>を開催し、酪農学園大学の伊吾田宏正氏、森林総合研究所北海道支所の松浦友紀子氏を講師として迎え、9名の参加がありました。参加者のうち5名がハンター(銃持参)での参加でした。
例年、基礎編と応用編に分け、年2回実施しているこのセミナーでは、出猟から解体、料理、食べるまでを体験でき、座学では流し猟の概要・エゾシカ管理の現状と課題・シカ肉の衛生管理について学べる内容になっています。今回の参加者は道内のほかに関東、京都、三重からの参加でした。
ギャラリー
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伊吾田事務局長による「流し猟の概要」
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松浦友紀子氏から「シカ肉の衛生管理」
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捕獲したシカの体重や体高・体長・後足長などの計測を行い、内臓摘出が行われました。
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引き続き、剥皮、大バラシ、抜骨を行いました。
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鹿牧場公園で実際にシカを観察しながらシカの生態や狙点、距離の目測について学びました。
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山スキーを履いて忍び猟を行いました。
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忍び猟とは、痕跡などを頼りに忍んでシカに接近し、捕獲する猟法で、ストーキング(stalking)猟とも呼ばれています。
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車で広範囲を探索する流し猟に対し、徒歩でシカに気づかれないように探すのが特徴です。
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銃の所持許可を持っていない方もモデルガンを背負い、林内を探索しました
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山スキーでからだを動かした後は、「料理実習」を行い、夜の懇親会で試食する、鹿焼肉・ハンバーグ・ローストの仕込みを行いました。
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その後はビームライフルを使って射撃の練習を行いました。ビームライフルは、光によって的を射る競技で、銃の所持許可がない方でも射撃を体験できる光線銃です。
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猟の雰囲気を出すため、的にシカのシルエットを張り、膝に委託した場合とバイポッドを用いた場合の射撃を練習しました。
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浦田剛氏による「忍び猟の魅力」
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伊吾田宏正氏による「エゾシカの保護管理の現状と課題」
お問い合せ先
特定非営利活動法人 西興部村猟区管理協会
- 住所:〒098-1501 北海道紋別郡西興部村字西興部485
- 電話:0158-87-2180
- ファックス:0158-87-2180