野良猫増加防止及び野良猫対策

猫については、「物置に入り子供を産む、尿をする、屋外にエサを置いている家がある」などの苦情が役場に寄せられています。
猫は「動物の愛護及び管理に関する法律」で愛護動物とされ、この法律は人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的としており、処分を目的とした猫を捕獲はできません。このことから、野良猫を減らすことは難しく、増えないように努める必要があります。
現在、猫を飼っている方は「猫の飼い主に守ってほしい3カ条」を守っていただき、また、猫の被害に悩んでいる方は「猫が近寄らないようにする方法」を実践してみましょう。

猫の飼い主に守ってほしい3カ条

1 室内で飼う

猫は室内で飼うことが基本です。飼い主の知らないうちに近隣住民にふん尿等で迷惑をかける場合もあり、トラブルのもとになりかねません。また、事故や病気の防止にもつながります。室内飼育を心がけてください。

2 不妊・去勢手術を考える

繁殖を望まない場合は、不妊・去勢の手術を行いましょう。増えすぎて適切な飼育がされない不幸な猫が増えないようにしましょう。

3 終生飼養

猫を飼ったら最後まで責任を持って飼うことが飼い主の義務です。捨てるなどといった行為は絶対にしないでください。

猫が近寄らないようにする方法

猫が近寄らないようにする方法の具体例をご紹介します。
ご紹介する具体例については、効果があると言われているものですが、絶対に効くと保証できるものではありません。

その1:猫の嫌いなにおいを発生させる
市販の忌避剤 ホームセンターや薬局等で販売されている猫よけ用の薬品
コショウ、カレー粉等の香辛料 通り道や被害のある場所に散布
生にんにく 細かく刻んでまく、またはネットに入れて吊す
みかん等のかんきつ類の皮 乾燥していない状態のかんきつ類の皮をまく、またはかんきつ類の香料を置く
※においがきついものや色がついてしまうものもありますので、事前に周辺住民の方にも説明しておきましょう!

その2:障害物を置く
とげとげシート ホームセンターや園芸店等で販売されているとげ付きのシートを敷く
水をまく ホース等でたっぷりと水をまき濡らしておく
アルミホイル 猫が乗った時に音がするので嫌がる
目の細かい網 敷くと爪がひっかかり歩きにくい

野良猫にエサを与えてはいけません!

お腹を空かせた野良猫にエサをあげたくなることがあるかもしれませんが、野良猫にエサを与えることで、さらに猫が集まってきたり、その猫が子猫を産んで増えたり、近隣の住宅敷地内にふん尿をしたりと、近隣住民に迷惑をかける場合があります。
野良猫へのエサやりがもたらす影響を考え、野良猫にエサを与えることはやめましょう。野良猫をかわいそうだと思ったり、かわいがりたいと思うのであれば、保護をして責任をもって飼いましょう。中途半端なことは絶対にやめてください。
そして、猫を飼う場合には、終生飼養が基本となっていますので、もし、自分が入院した場合には誰が自分の代わりに猫の面倒をみるのかなどを考えたうえで飼うようにしましょう。実際に猫を飼ってみたら、「言うことを聞かない」などの理由で、捨てるなどといった行為を絶対にしてはいけません。

問い合せ先・担当窓口

住民生活課

  • 電話番号: 0158-87-2114
  • ファクシミリ: 0158-87-2777