移住者インタビュー 『だから、にしおこっぺで暮らしてます!!』
自然と人情に 包まれ、「豊かさ」 あふれる村
ゲストハウス GA.KOPPER/浅野 和(あさの わたる)さん
1973年生まれ、札幌市出身。日本全国、世界各国を旅した後、西興部村の自然に惚れ込み2011年に移住。16年、廃校舎(旧上興部中)を自らの手で改修し、念願のゲストハウスを開業。地元の特産である鹿の皮を使った小物作り、地域色のあるイベントを開催するなど、村外からの訪問客と住民が交流できる場を設け、村をPRする。家族は妻・千世さんと娘・巴ちゃん。
自然豊かな地と、温かな営みに惹かれて
西興部村に根を下ろすまでは、地図も予定表もない旅のような人生を送っていました。札幌の高校時代にバイクの魅力に目覚めたのが原点です。国道5号がどこまで続いているのか知りたくなり、夜通し走ったことも。そこから広い世界に興味を持つようになりました。卒業後、お金をため国内を走破し、続いて船便でバイクを送り、北中南米を横断する旅に出ました。2009年には妻と一緒にユーラシア大陸を横断。これまで巡ったのは50カ国を超えます。
帰国後も全国をツーリングでまわりながら、西興部村には毎年のように訪れていました。有名な観光名所はなく、あるのは手付かずの大自然。自然を誇る町や村はたくさん見てきましたが、西興部村の満天の星空は、息を飲む美しさで圧倒されました。今も見飽きることはありません。また、家族みたいに名前で呼び合う村人同士の触れ合いの深さや、初めて会う人にも「こんにちは」と人懐こいあいさつを交わす子どもたちの姿、そんな古き良き“温かさ”や“豊かさ”が残る土地柄にも強く惹かれていました。何もないようで、実は、本当に必要なものはここに何でも揃っているんじゃないかと。
海外で日本文化の大切さに気付かされ、福井県や滋賀県、奈良県の酒蔵で、日本酒造りを学んでいた2011年、森林公園のキャンプ場の求人に応募し、移住を決意しました。
帰国後も全国をツーリングでまわりながら、西興部村には毎年のように訪れていました。有名な観光名所はなく、あるのは手付かずの大自然。自然を誇る町や村はたくさん見てきましたが、西興部村の満天の星空は、息を飲む美しさで圧倒されました。今も見飽きることはありません。また、家族みたいに名前で呼び合う村人同士の触れ合いの深さや、初めて会う人にも「こんにちは」と人懐こいあいさつを交わす子どもたちの姿、そんな古き良き“温かさ”や“豊かさ”が残る土地柄にも強く惹かれていました。何もないようで、実は、本当に必要なものはここに何でも揃っているんじゃないかと。
海外で日本文化の大切さに気付かされ、福井県や滋賀県、奈良県の酒蔵で、日本酒造りを学んでいた2011年、森林公園のキャンプ場の求人に応募し、移住を決意しました。
村おこしへの取り組み 夢や思い、この地で形に
誰にも頼らず、自立して生きていきたいと旅を始めましたが、旅先で困った時、現地の人に何度も助けられ、大きく考え方が変わりました。今日こうしていられることに感謝し、今度は自分が手を差し伸べる側になろうと思いました。現在は村の人たちと手を取り合って、楽しいこと、面白いことにどんどん挑戦し、「よそにはないもの」にこだわった村おこしで地域を元気にすることが、これまでの恩返しにつながると思っています。
2015年には、新潟のご当地アイドル「RYUTist(りゅーてぃすと)」を村に呼んでライブを開催しました。以前、新潟のお祭りを訪れた際、彼女たちが地域おこしにまじめに取り組む姿に感動し、村の若い人たちにもぜひ見てもらいたいと、直筆の手紙で「そのエネルギーを西興部村に持ってきてほしい」と出演を依頼したのがきっかけです。以降、お互いに地元の魅力を紹介しあう交流は毎年続き、たくさんのファンに「また西興部村に行きたい」と声をかけてもらえるようになり手応えを感じています。
2015年には、新潟のご当地アイドル「RYUTist(りゅーてぃすと)」を村に呼んでライブを開催しました。以前、新潟のお祭りを訪れた際、彼女たちが地域おこしにまじめに取り組む姿に感動し、村の若い人たちにもぜひ見てもらいたいと、直筆の手紙で「そのエネルギーを西興部村に持ってきてほしい」と出演を依頼したのがきっかけです。以降、お互いに地元の魅力を紹介しあう交流は毎年続き、たくさんのファンに「また西興部村に行きたい」と声をかけてもらえるようになり手応えを感じています。
17年にはゲストハウスで、住民との交流イベントを初開催しました。鹿の皮を使ったキーホルダー作りや陶芸などを約200人が体験するなど、西興部村の自然の豊かさを広くアピールできたと思います。
小さい村ですが、人口減少時代も輝き続け、子どもたちが伸び伸びと夢を持てる村づくり、他の地域に進学・就職した子どもたちが将来戻ってきたいと思える村づくりを実現していきたいです。
小さい村ですが、人口減少時代も輝き続け、子どもたちが伸び伸びと夢を持てる村づくり、他の地域に進学・就職した子どもたちが将来戻ってきたいと思える村づくりを実現していきたいです。
移住体験も新しい人生に 出会うための第一歩
森林公園やキャンプ場、鹿牧場、日本庭園、温泉施設やフラワーパークのほか、牛乳早飲み競争や木こり競争など楽しみがいっぱいの「むら興しまつり」、親子で木のおもちゃ作りに挑戦できる「ウッディーサマースクール」…。これら充実したアウトドア施設やアクティビティを機に、移住を決意するファミリーも珍しくありません。小さい村だからこそ、できることもたくさんあります。
まずは一度、村を訪れて、地域の仕事やこの土地ならではの魅力を通して移住へのイメージを膨らませてもらいたいです。移住を検討している人に短期滞在してもらう「田舎暮らし体験」もありますので、西興部村の雄大な自然と心温かな人々との触れ合いを楽しみながら、ここで暮らしていくイメージをつかんでもらえたらと思います。
移住は「もう一つの人生に出会うチャンス」だと私は思います。心をオープンにし、その土地の人や文化、伝統を受け入れることで、新しい人生が始まるはずです。最初の一歩は勇気がいるものです。でも、一歩目を踏み出さないと二歩目はありません。そして、二歩目は案外すんなりといくものです。皆さんと西興部村でお会いするのを心から楽しみにしています。
まずは一度、村を訪れて、地域の仕事やこの土地ならではの魅力を通して移住へのイメージを膨らませてもらいたいです。移住を検討している人に短期滞在してもらう「田舎暮らし体験」もありますので、西興部村の雄大な自然と心温かな人々との触れ合いを楽しみながら、ここで暮らしていくイメージをつかんでもらえたらと思います。
移住は「もう一つの人生に出会うチャンス」だと私は思います。心をオープンにし、その土地の人や文化、伝統を受け入れることで、新しい人生が始まるはずです。最初の一歩は勇気がいるものです。でも、一歩目を踏み出さないと二歩目はありません。そして、二歩目は案外すんなりといくものです。皆さんと西興部村でお会いするのを心から楽しみにしています。
仕事、子育て… 西興部村で 夢が叶った!
眞家牧場/眞家 裕史(まいえ ひろし)さん
1982年生まれ、茨城県出身。2014年移住。酪農ヘルパー※として2年、さらに2年の研修を経て西興部村で新規就農。移住後に結婚。家族は、妻・亜由美さんと娘・美織ちゃん、紬季ちゃんと4人家族。
酪農の夢が叶う村に移住
酪農関係の大学で働いていた時に、教授から西興部村の仕事の紹介がありました。それが私と西興部村とのはじまりです。
引越しは急でしたが酪農という長年の夢に近づける喜びから、移住の不安は感じませんでした。
数年ほど酪農ヘルパーとして働いていましたが、村内の牧場経営者が離農したと聞き、引き継げないか申し出ました。結果、牛も建物も丸ごとそのまま引き継ぐ形で出費を抑えて就農できました。西興部村で夢が叶った瞬間でした。
※酪農ヘルパー:酪農家が休日を取れるように、搾乳や給餌などの作業を酪農家に代わって従事する仕事。
引越しは急でしたが酪農という長年の夢に近づける喜びから、移住の不安は感じませんでした。
数年ほど酪農ヘルパーとして働いていましたが、村内の牧場経営者が離農したと聞き、引き継げないか申し出ました。結果、牛も建物も丸ごとそのまま引き継ぐ形で出費を抑えて就農できました。西興部村で夢が叶った瞬間でした。
※酪農ヘルパー:酪農家が休日を取れるように、搾乳や給餌などの作業を酪農家に代わって従事する仕事。
新規就農という立場で 安心できる子育て、住宅、 就農支援
西興部村の福利厚生は住んでみると本当に安心できる手厚さ、充実ぶりです。
移住して転職も子育てもと考えると高いハードルに見えるかもしれませんが、西興部村ではいろんな支援をミックスして受給できるので、その点、心配や不安はありません。転居後の住まい、就農する時、子どもが産まれた時はもちろん、リフォームや子育てといろいろな制度を活用できるので、費用も抑えられ、経済的にも精神的にも余裕を持って暮らせます。
移住して転職も子育てもと考えると高いハードルに見えるかもしれませんが、西興部村ではいろんな支援をミックスして受給できるので、その点、心配や不安はありません。転居後の住まい、就農する時、子どもが産まれた時はもちろん、リフォームや子育てといろいろな制度を活用できるので、費用も抑えられ、経済的にも精神的にも余裕を持って暮らせます。
酪農を選ばれる職業に
酪農をやりたい人はいますが、開業するための情報が少なく、実際どうしたらいいのかわからないため、新規就農が少ないのが現状です。
今後の私の目標は、酪農をもっと身近な存在にしていくことです。多くの人に酪農に興味をもってもらえるような活動を積極的に行い、酪農業がもっと選ばれる職業になるよう少しでも役立ちたいです。
今後の私の目標は、酪農をもっと身近な存在にしていくことです。多くの人に酪農に興味をもってもらえるような活動を積極的に行い、酪農業がもっと選ばれる職業になるよう少しでも役立ちたいです。
問い合せ先・担当窓口
企画総務課 企画係
- メールアドレス: ni.kikaku@vill.nishiokoppe.lg.jp
- 電話番号: 0158-87-2111
- ファクシミリ: 0158-87-2777