2013年1月25日~27日、第20回西興部村猟区新人ハンターセミナー<応用編>を開催し、酪農学園大学の伊吾田宏正氏、森林総合研究所北海道支所の松浦友紀子氏、浦幌ヒグマ調査会の浦田剛氏を講師として迎え、11名の参加がありました。参加者のうち5名がハンター(銃持参)での参加でした。銃なしでの参加者6名のうち4名の方は鉄砲所持者でした。
本年度も新人ハンターセミナーセミナーでは狩猟技術を総合的に学べる2泊3日のコースを、<基礎編>と<応用編>それぞれ1回ずつ開催しました。<応用編>では積雪期における狩猟法について(山スキー・ストーキング猟・モデルガン演習等)・衛生管理に即した解体および現場での解体、ひき肉等を利用した料理実習、室内講義では流し猟の概要・エゾシカ管理の現状と課題・忍び猟の魅力・シカ肉の衛生管理について学びました。
ギャラリー
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室内講義「流し猟の概要」
この後すぐに出猟するため、ハンターの方々はオレンジジャケットを着用しています。
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いよいよ出猟実習スタートです。
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出猟から帰ってきたら再び室内講義に移ります。
当協会事務局長より「猟区制度によるエゾシカ地域管理の事例」、伊吾田宏正氏から「エゾシカ管理の現状と課題」
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2日目
朝8時より出猟実習の予定でしたが、吹雪のため視界が悪く、鉄砲持参での参加者のほとんどが捕獲に成功していたため、予定を変更し解体実習を行いました。
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2日目
山スキー実習
銃を所持していない参加者もモデルガンを用いて射撃姿勢を行いました。
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2日目
山スキーで林道を歩きます。
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ストックを用いた射撃姿勢
銃所持していない参加者もモデルガンで参加
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料理教室ではスキレットを用いたロースト作りの演習を行いました!!
このローストはこの後の懇親会でおいしくいただきました。
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懇親会はシカ肉の焼肉、シカハンバーグ、ローストディア、シカハツの焼肉…などなどシカ肉三昧!
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最終日の室内講義では浦田氏から「忍び猟の魅力」、松浦氏から「シカ肉の衛生管理」について講義いただきました。